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Author : 上杉 隆 | Manufacturer : 幻冬舎 | CustomerReview : メディア業界の官民癒着を暴く - ■ 【ジャーナリストは、公権力の監視人です。 】
著者の主張は、次の様に明快である。『ジャーナリズム
とは、三権(立法・行政・司法)に対する監視役であり、
公権力の監視役である。』現在の日本のメディア業界、
特に、NHKと朝日新聞など業界をリードする立場の法人
を特定して、如何に、『記者クラブ』を通して、官民癒着
(護送船団方式による)しているかを明らかにしている。
■ 【ニューヨークタイムズのジャーナリスト魂】
著者のジャーナリスト歴は、当初のNHKからスタートし、
国会議員の公設秘書、途中からニューヨークタイムズな
どに勤め、6年前にフリー(一匹オオカミ)のジャーナリス
トとなったようだ。上記の著者の軸足は、その中でも、
ニューヨークタイムズ時代に培われたもののようだ。そこ
からは、到底、現代日本の『記者クラブ』を介在させるメ
ディア業界は、我慢の出来るものではないし、ネット社会
を迎える明日には、崩壊すると強く警鐘している。
■ 【島国の「記者クラブ」(護送船団方式)】
ジャーナリストとは、ジャーニーすなわち旅する人、そこ
から自由人である。とここまでは、知っていたが、そこか
ら更に「公権力の監視人」という視点は新鮮で、成程と
思った。残念ながら、その視点は、島国である日本には
育ちにくかった視点かとも思う。しかし、経済面・社会面
などグローバル化促進時代を迎え、ジャーナリストに必
須な重要な視点ではないか。(グローバル化の点は、最
近の官民癒着による複数業界の「談合」体質からの脱
皮が叫ばれているのも共通です。)
■ 【今風の話題満載で読み易い】
取上げられている話題(北海道洞爺湖サミットなど)が、
新しく(直ぐ忘れ易い私達島国人にとって)ドキドキ感を
持って読み終わってしまった。メディア業界が、相変わら
ず(数十年前と同じ大本営発表風)の様子を見せている
こと(しかも重症)が分かった。著者の言う『記者クラブ』
の解散により、是正されることを期待したい。
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