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Author : 金 益見 | Manufacturer : 文藝春秋 | ReleaseDate : 2008/02 | CustomerReview : 美人学生が書くラブホテル概論 - ラブホテルの発生・歴史と変遷を綴ったまさに「進化論」 データ中心ではなく 業界を作ってきた人たちのインタビューが中心なので 偶然と必然が混ざり合って巨大化していった様子がダイナミックに伝わってきて面白い!事業の成長ってのは計算ではなくある種の「熱」が大事なんかもなー。著者のインタビュー苦労話みたいのも時々盛り込まれてて、研究するってのはしんどくて楽しいんやなーと。人文系の学生なんか特に読むといいと思います。てきとーにやろうと思ってた卒論とかレポートを興味持ってやる喜びが詰まってます。ラブホテルって業界は裏業界と繋がってると思ってたけど家族経営が多いってのがびっくり。石川県民が多いとか「へえ〜」が沢山出てきました。他に類を見ない柔軟さで発展していったラブホテルは 5年後には想像もつかない複合施設になってるかも?
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2ヶ月前
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Author : 岡嶋 裕史 | Manufacturer : 光文社 | CustomerReview : 笑えます - 『構造化するウェブ』などで、あまりのわかりやすさに、うっかり騙されてやしないかと
不安になるくらいの噛み砕きっぷりをみせてくれた著者による、IT残酷物語。
これまでSE側の視点に立った概説書、一般書は膨大に出版されていますが、意外に、発
注側の立場にたったものってなかったように思います。
んで、読んで何らかの知識を得るというよりは、笑って読んでいるうちに、なんとなく業務の
流れが理解できる(気になる)優れた一冊。
SE側・技術者側の同様な本として「きたみりゅうじ」氏を挙げることができるかと思います
が、その発注側のてんやわんや本という理解で概ね間違いないかと。
しかし一通り読むことで、開発という業務の(まったく骨組みだけではありながら)流れが
飲み込める造りになっており、その記述のわかりやすさには、一層の磨きがかかっています。
何より、笑える。
シニカルっていうのか、わざとボケてるのか、肩の力が抜けているのか、計算なのか、まるで
わかりませんが、末端でも業界を知っている人はぜったいに笑えます。
とにかく私は3章で発注元のCIO氏が取締役会でレビューするはめになったインターフェースを
見てみたくて悶えました。
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Author : 石川 忠司 | Manufacturer : 筑摩書房 | CustomerReview : 我らダメなゆえに正しき - 著者久々の書き下ろし新作である。今回は現代における「倫理」の意味を直球勝負で問うた大真面目で少々難解な論考であるが、雑駁だが要所をはずさない知識と教養に基づく放言的ながら筋の通った文章が相変わらず粋で魅力的で楽しい。例の「俺の注釈」も復活してファンとしては嬉しい限りである。例えばカフカの『城』は、「測量技師のKが『神学的放置プレイ』の憂き目に遭う」作品、といった感じ。
なんかもう皆が皆、自分の「生命」を至上の価値とし自分の欲をかなえることに見境なしな状態の昨今、はたしてそうしたダメ人間の境地を超え出て行く確固とした倫理的な決断はありうるか、と著者は問題提議する。
まずその様なダメダメな現状をフロイトの精神分析やマルクスの労働論を参照しながら分析し、さらにそうした現状に追い込まれてしまった原因をフーコーやアーレントの社会理論によりながら解読し直してから、さらにベンヤミンの思想やユングの夢想に頼りつつその突破口を探していくのだが、まあとにかく結論はこうだ。
善悪とか人生の意味とかいった高尚なテーマを捨て去り欲欲しくやりたい放題のダメダメな人間こそ、実は既にして倫理的な決断をなしうる至上の境地に到達している!なんと我ら衆生のダメな状態は、そこから超脱することで正義に近づくのではなく、今あるそのままで正しかったのだ…。この親鸞の悪人正機ばりに逆説的な発想を、著者はエックハルトらの神秘主義や鈴木大拙の禅が探求していた神聖なる「全体」のレベルが、現代人の精神状況とほぼ等しいことなどを論拠としながら熱心に説教していく。
正直言って「は?」ってな感想があり、納得いかないのだが、しかし本書を通読すれば、著者の見解が「論理的」には当たっていることがよくわかる。「道徳的命題はそれが正しいがゆえに正しいのである」から守らなきゃねというカント的な論理と、「自分の欲には従うべきであるがゆえに従うのだ」という現代人が行き着いてしまった見境なき自由の論理は、等しいのである。そこに個々人の肉感的な願望は入り込む余地はなく、ただ形式的なモラルと欲の力だけがすべてを支配している。
この形式を保守する一本気な精神こそが、他ならぬ「倫理」だ。というわけだが、はたしてどうだろうか?
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Author : 池内 了 | Manufacturer : 岩波書店 | CustomerReview : 「科学的であること」は「不確実さに耐えること」 - 「疑似科学入門」なので、世の中にあまたある「インチキ科学」の「疑似論理」を解説・論破してくれたものかと思ったら、少し違った。
(その手のものがお好きな方は「と学会」系の本の方をお勧めする。)
本書前半の、「インチキ科学」の分類と「なぜ人はインチキ科学を信じるのか」ということについての解説はわかりやすい。
本質的に人間という存在は白でも黒でもない「どっちつかず」の状態にストレスを感じるものなのだ。
心が弱っているときは、そういう内的葛藤の回避のために「とりあえず決めてくれるもの」に走りやすい。
昔はそれが神様の託宣であったものが、現代では「科学」を偽装しているということだ。(本質は同じ。)
だが、筆者が本当に言いたかったことは、本書でいう「第三種疑似科学」(=地球温暖化問題など。
複雑系であるため、現代科学の得意とする要素還元的手法では解けない問題。)であるようだ。
仮説−検証の「科学的手法」がとれない複雑系については、賛否どちらの立場も「科学的に正しい」。
というか、要するに現代科学の力では正否を決めることができない。
それゆえ、「とりあえず、大変なことになるかもしれないことは止めておこう」と筆者は主張する。
賛成である。
「まだわからない」という「不確実さ」に耐えうる、「健全な懐疑心」が必要なのだ。
CO2が地球温暖化の原因なのかは「まだわからない」。
「わからない」という状態は、居心地が悪い。でも、それに耐える知性が求められている。
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3ヶ月前
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Author : 野村 進 | Manufacturer : 講談社 | CustomerReview : まなぶべき古典的な取材法と執筆法 - 「調べる技術」というと,最近ではまず Web をかんがえてしまうが,オリジナリティのあるものを書くにはいまでも取材が重要ということになるだろう.この本の中心は「わすれさられた」取材と執筆のルールを読者につたえることにある.古典的な取材法と執筆法,そして書くテーマも古典的なテーマのなかからあたらしさをみつけるところに価値をおいているのだろう.しかしそれにしても,変化がはげしくなった時代のなかで「あらゆるテーマがすでに書き尽くされているのではないかと思えてくる」と書かれているのを読むと,違和感を感じてしまう.取材の場を世界にひろげれば,あたらしいテーマはいくらでもあるはずである.
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もう読んだ本
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3ヶ月前
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Author : 野村 進 | Manufacturer : 講談社 | CustomerReview : まなぶべき古典的な取材法と執筆法 - 「調べる技術」というと,最近ではまず Web をかんがえてしまうが,オリジナリティのあるものを書くにはいまでも取材が重要ということになるだろう.この本の中心は「わすれさられた」取材と執筆のルールを読者につたえることにある.古典的な取材法と執筆法,そして書くテーマも古典的なテーマのなかからあたらしさをみつけるところに価値をおいているのだろう.しかしそれにしても,変化がはげしくなった時代のなかで「あらゆるテーマがすでに書き尽くされているのではないかと思えてくる」と書かれているのを読むと,違和感を感じてしまう.取材の場を世界にひろげれば,あたらしいテーマはいくらでもあるはずである.
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もう読んだ本
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3ヶ月前
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Author : 東国原 英夫 | Manufacturer : 幻冬舎 | CustomerReview : マニフェストが支えた「そのまんま知事」 - そのまんま東氏が宮崎知事選に立候補と聞いたとき、思い出したのは横山ノック元大阪府知事だった。
「お笑い系芸人が、また・・」と憮然たる気分になったことを覚えている。
だが、東国原候補のマニフェストを見たとたん、その懸念は一掃された。
「そのまんまマニフェスト」は、実に良くできていた。
目標、期限、財源等のマニフェストの基本要素を押さえながら、「志」があった。
そしてなにより、郷土・宮崎への熱い思いが溢れていた。
マニフェストは有権者との「契約」であるが、志に裏打ちされた「熱い契約」である。
これまで出された知事選マニフェストの中でも出色のものであった。
東国原知事のマニフェストが優れていたことは、わずか就任4ヶ月にしてマニフェストを
県の総合計画に「落とし込む」ことができたという一事をもっても明らかである。
すぐれたマニフェストは県庁に方針を与え、改革をロケットスタートさせる。
「宮崎の広告塔」としての派手な活動の裏で、県庁改革が急速に進んだのは、良いマニフェストを掲げて選挙に勝ったことが大きい。
本書は、東国原知事が正統派「マニフェスト政治家」であることを見事に示している。
宮崎県への「熱い思い」とともに、したたかな「政治家」としての東国原氏の横顔をよく知ることができた。
今後の活躍にさらに注目したい。
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3ヶ月前
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Author : 山本ケイイチ | Manufacturer : 幻冬舎 | CustomerReview : タイトルはちょっと「?」だが、中身は濃い - 「できる人は筋トレを……」というタイトルは、放っておいてくれ、というかんじではあったが、中身はけっこうまっとうである。
トレーナーとしての実績を踏まえ、「なぜトレーニングが続かないか」に力点を置き、
どうすれば無理なく、ストレスなく、筋トレを継続できるかを
系統立てて説明してある。
私は「うつ」を抱えているのだが、筋トレだけでなく運動をしたときは
気分的に調子がいい。ウォーキングなどにはセロトニン分泌の効果があるようだ。
筋トレも、体に無理のかからないように、負荷を小さくして長く続ける――
というふうにしていけば、案外長続きする。
著者が主張していることも、そのあたりにあるようだ。
運動不足の人、とくにビジネスマンには、手軽だし、お薦めの一冊である。
本格的にジムに通う前の一冊、といったところだろうか。
筋トレの効果についても十分すぎるぐらいの説明がされている。
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200806
2008書評
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Author : 晴山陽一 | Manufacturer : 幻冬舎 | CustomerReview : 戦後の英語教育史がわかります! - 長年、英語教材に携わってきた著者が、戦後から現在まで、ベストセラーとなったいわゆる“英語本”について、たくさんの引用や関係者の発言を駆使して研究した本。
これを読んだからといって英語力が上達するわけではないと思うが、日本における英語教育史と言うべきか、いかに英語教育の先人たちが試行錯誤してきたかが、よーくわかります(世相によっても英語教育やベストセラーが変化していくってことも!)。
今後の英語本を選ぶ参考になるし、英語教育に携わる人ならさらに興味深く読めそう。
欲を言えば、DS用ソフトのベストセラー『えいご漬け』なんかにも触れて欲しかったですね。
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